私は今まで、画期的な新薬を世に送り出した研究者の講演を幾度か聴いたことがある。彼らに共通するのは、「何としても薬を出す」という、どこか狂気さえ感じさせる異様なまでの信念であった。苦しむ患者を救いたい、世に役立つものを何か創り出したい、研究者として自分の力を示したい。医薬とは、そんな思いが凝り固まったものだ。実力あるリーダー不在でなんとなく新製品が出てしまう、といったことはあり得ない。例えばスタチン
自分自身を賭けてあらゆる障害と闘う人の存在が新薬を... の続きを読む
大企業の多くが円高によって業績が悪化しているということを聞きました。大企業といいますと過去の経験も豊富です。ですから円高に対してもすぐに対応することができるはずですでもそれができなかったということはそれだけ激しく円高という環境になってしまったという事があると思います。企業が利益を出せる円の価値に比べて非常に高い位置が続いているので輸出産業は非常に厳しい状態ということです。現地生産を増やすなどの対応
データウェアハウスで環境変化に備える... の続きを読む
Jというアルファペットにポップという英語を重ねていることでもわかるように、「Jポップ」という名称は外国でも通じるかのような錯覚を起こす言葉である。つまり「外国人が日本のポピュラー音楽に名前を付けるとしたら」という言葉を日本人がつくったわけで、視点を「国外」に置いている。日本人が外国人の視点を借りて考えた自称という、非常にねじれた意味構造を持っているのだ。サザンオールスターズの桑田佳祐が、KUWAT
ランディングとしては成功... の続きを読む
百年経ったら私なんていなくなることもなんだか全部違う気がした。ふとバスのなかで携帯のメールアドレスを全部消してみた。バスの窓から見える夕暮れの美しい風景もなんだか全部違う気がした。涙が流れてくるのもなんだか全部違う気がした。でも一番違うのは、ふとそんなことを思ったのに、次の瞬間はすっかり忘れてしまえる自分がいること。この気持ちはなんだったんだ?心はプラスチックのようにつるんとなってしまい、何もかも
なんだか違う気がした... の続きを読む
ある解剖学者は解剖の教科書に図示されているような標準的な人間は全人口の二割で、残り八割は多かれ少なかれ「異常」であるといっています。まして単に解剖学的な形の上の異常に止まらず、生理的な異常、心理的・精神的な偏りまでを含めると、正常な、全く健康な人など一人も存在しないと考えておいた方がよさそうです。世界保健機関の「国際障害分類」に目を通した人で「自分はいかなる異常にも無関係である」といい切れる人はほ
医療のありようを考えるべき... の続きを読む