ごみ処理に伴う有害物質にしても、十分に管理せぬままに垂れ流していると、環境をじわじわと破壊し、住民の生命を脅かすことになる。今、無策でいることが、将来の日本を、荒廃して人も住めぬ状況へと追いこんでしまうのだ。『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』の第六条では、市町村は管轄区域内のごみの処理に関して、発生量・処理量の見込み、排出の抑制のための方策、分別・再生方法、処理施設の整備などの計画を策定するよう定められている。市町村はこの定めに沿って「一般廃棄物処理基本計画」を制定したが、現実が計画通りに進んでいかないというのが実情である。