新しい課題に解答を見いだせる

2011.06.14

1980年代後半のバブル経済が破裂して、早くも10年。この問何度も財政支援が打ち出された。毎回、10兆円を超えるような総合施策が繰り返され、加えて98年以来の金融システム安定のための財政支出を含めれば、優に100兆円を超す財政資金が投じられてきた。気の遠くなるような話だが、経済状況が抜本的に改善したとはとうてい言えず、社会全体に活気が戻ってきたとはまだまだ言えない。2000年になって「IT投資」が打ち出されたが、これで元気が横溢するとはとても思えない。あと2、3年はかかりそうな様子である。これはよく言われているように、財政支出の構造が十年一日のごとく相変わらずの土建、農業偏重になっていることが大きな要因だ。しかしマイナス要因を改善することもさることながら、我々はもっと前向きに考えたい。すなわち、新しい、ワクワクするような事業やビジネスを、多くの人が次々に生み出していく土俵をつくり出すこと、新しい課題に解答を見いだせるようにすることが早道だと考える。

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