ランディングとしては成功

2012.02.11

Jというアルファペットにポップという英語を重ねていることでもわかるように、「Jポップ」という名称は外国でも通じるかのような錯覚を起こす言葉である。つまり「外国人が日本のポピュラー音楽に名前を付けるとしたら」という言葉を日本人がつくったわけで、視点を「国外」に置いている。日本人が外国人の視点を借りて考えた自称という、非常にねじれた意味構造を持っているのだ。サザンオールスターズの桑田佳祐が、KUWATABANDとして全曲英語で歌った『NIPPONNOROCKBAND』というアルバムを出すのが八六年であり、アルフィーが英語に表記を改めるのも八八年ごろであることを考え合わせると、ここには依然「外国の視点」を理想化する当時のファンタジーが共通して見て取れる。

[参考サイトのご紹介]
AK-69 着うたフル(R)&着うた(R)無料検索
http://pc.dwango.jp/index.php/m/portal/a/artist/artist_id/21812

ケツメイシ 着うたフル(R)&着うた(R)無料検索
http://pc.dwango.jp/index.php/m/portal/a/artist/artist_id/588

AAA 着うたフル(R)&着うた(R)無料検索
http://pc.dwango.jp/index.php/m/portal/a/artist/artist_id/12133

西野カナ 着うたフル(R)&着うた(R)無料検索
http://pc.dwango.jp/index.php/m/portal/a/artist/artist_id/27810

繰り返すが、これは善し悪しの問題ではない。買い手が好むイメージを商品に付帯させて売り出すことは、ブランド構築では基本的な作業である。売り手にとっては、買い手である日本人が、事実がどうかは別として「Jポップという名前が付くとは、ついに日本の音楽は世界と肩を並べたのか」と認識してくれれば、ブランディングとしては成功なのだ。