人はどうしてそんなに結婚したいと思うのだろうか。パフィーの「心の拠り所がほしいから」という発言は、確かに平凡ではあるが、納得できる理由ではあるように思う。ではまだ未婚の方のパフィーちゃんがものすごく孤独かと考えると、まあこれは私の勝手な想像だがそんなことはないと思う。親も友人もいるだろうし、実はステディな恋人だっているかもしれない。仕事は私のような一視聴者から見ても大変そうだけれど、それなりの充実感や有形無形の報酬があるに違いない。先がどうなるか分からない仕事だとはいえ、今や大手企業も簡単に倒産する時代だから、そういう点では芸能人も会社員もあまり変わらないだろう。けれど結婚した方のパフィーちゃんは、今確実に心の拠り所を持っているだろう。なぜ結婚なのか。結婚でなければ、本当の心の拠り所は得られないのだろうか。結婚がいいことばかりではないことは、私達はもうよく知っているはずである。二十代も後半になってくれば、友人知人の誰かしらが離婚しているのではないか。それでも、母親がうちの子にかぎってと肩をもつように、自分の結婚だけは違うとみんな信じているのだろうか。結婚をするということは、自分の人生の大きな部分をそのパートナーに委ねざるを得ないわけで、それは現実的にかなりの自由な時間を失うことにもなる。子供がいない最小単位の夫婦でも、結婚したからには何もかも自分の勝手を押し通すことはできない。なぜならば二人はもう他人ではないからだ。たとえば、結婚している知人の多くが、正月を憂うつだと言っている。それは本来ゆっくり休めるはずの休日なのに、夫の実家や妻の実家に顔を出さなければならないからだ。日帰りできる距離ならまだしも、新幹線や飛行機でまる一日かかるような場所だったら、時間もさることながら、かなりな額(夫婦二人でグアムにでも行けたような)のお金を使わなければならない。
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